ごあいさつ

鍼灸&マッサージQ&A

◆一度の治療で効果はありますか?


・その時の症状にもよりますが、一度の治療で改善する場合はあります。
発症してからすぐの症状などであれば一度の治療で改善することはあります。

 

 

◆何回くらい通えばいいですか?


・急性の症状であれば1日か2日置きくらいの間で、1~2回の治療で改善することができます。(その時の状態にもよります。)
個人差は出てきますが、慢性的な症状であれば最初は4、5日に1回か週1回くらいのペースで継続して治療していけば効果が出てきます。徐々に改善されていけば、月に1、2回くらいのペースで治療していけば良いと思います。
また健康維持のために治療される方も同じように、辛くなる前に週1回でも月1、2回のペースで治療効果はあります。

人間の体にも流れやリズムがあり、人それぞれ違いがありますので身体と相談しながら定期的な治療をすることをおススメします。

 

 

 

◆どんな症状に効果がありますか?


首、肩凝り、腰痛、目の疲れ、頭痛、めまい、足のむくみ、冷え、神経痛や関節痛、
内臓機能の活性化、血行促進、疲労回復などいろんな症状に効果があります。
また鍼灸治療では上記の症状に加え運動器疾患や婦人科疾患、自律神経症状、生殖器、泌尿器系の疾患にも有効です。
ただ、急性疾患(寝違い、ぎっくり腰、捻挫など)についてはマッサージは禁忌です。
急性症状の場合、鍼灸治療が有効です。

 

 

 

 

◆鍼(はり)は”痛い”イメージがあるのですが・・


・痛くありません。みなさんやはり注射針のイメージを持たれる方が多いのですが、そんな太いものではなく、髪の毛と同じくらいの細さの鍼を使って施術していきます。また、凝りにあたると表現の仕方は様々ですが、ズーンというような鍼独特の響き感という心地良い感覚が得ることができます。響き感にはこれもまた個人差が出てくるのですが、お客様の体質や体型によって鍼の太さや長さ、刺激量の調整を行います。

 

 

 

 

◆お灸って熱くないですか?


・お灸をしているので少し熱さは感じますが、基本的にはあたたかく心地良い刺激で行います。当院では艾を使ってやるお灸とせんねん灸を使ってやるお灸や箱灸を使ってお灸をするなど用途に応じて使い分けをしております。艾を使ってする場合は直接灸で艾も米粒大のものを使い、八分ぐらいで止めます。また、せんねん灸もぬるめのものを使っており熱くありません。
ただ冷えがひどかったりなど、症状がひどい場合ピリっと一瞬だけ熱さを感じる事があります。
しかし、火傷をおこしたりすることはまずありませんのでご安心ください。

 

 

 

◆お灸の痕はのこりますか?


・痕が残るような強い刺激でお灸はしません。
少し赤くなったりすることはありますが、痕は残りません。

 

 

 

◆お灸はいつするのが効果的ですか?


・基本的にはいつでもいいと思います。ただ一日にまとめて量をすえてやったりしてしまうと刺激が強くなり、身体がだるくなったりして逆効果になってしまうのでそれはやめた方がいいですが、毎日やっても大丈夫です。もし心配であればマッサージや鍼と同様に週1回や月に1、2回でもいいです。どちらにせよ定期的にする事をおススメします。
ただ熱があるときや急性疾患の場合や炎症がある場合にはしてはいけません。

 

 

 

◆筋肉痛でもマッサージしてもいいですか?
・あまりおススメしません。筋肉痛が起こる原因は運動すると乳酸などの疲労物質が溜まり、この疲労物質が痛みの原因と言われています。ただこの疲労物質が溜まっているのは運動をしてから一定の時間だけであり、その時間を過ぎて痛みが出だしてからマッサージをしても効果が薄いと言われています。筋肉痛が出始めた頃というのは、痛めた筋肉が再生している段階なので強くマッサージをしてしまうと筋肉の再生を邪魔してしまう恐れと、さらに炎症を起こしてしまい、筋肉を傷つけてしまい筋肉痛を悪化させてしいます。
マッサージの効果として疲労回復であったり血液循環を良くしたり、筋肉痛を軽減させたりする効果があります。
ただ、筋肉痛があるときにマッサージをしてしまうと痛みがひどくなったり、炎症が起きてしまったりだとか逆効果になる恐れがあります。
しかし、運動直後で疲労物質が溜まっている状態であればマッサージは有効とされています。
仮に、筋肉痛がありマッサージする場合、凝りを感じていたとしても強く揉みほぐすマッサージをするのではなく、短時間で軽く、もっといえばさする程度のマッサージで済ませるようにします。
ただしつこいようですが、効果は薄く、痛みを増強さしてしまう恐れがあるので、しないほうがいいです。

 

 

 

◆副作用はありますか?
・特にありません。人によって体質やその時の体調、症状により少し重だるさが出たり、2~3日だるさが残ったりしますが、それは身体に自然に起こる生体反応なので副作用というわけではありません。それが消えたあとは施術前より症状の軽減、爽快感を得る事ができます。

 

 

 

◆治療後、気をつける事はありますか?
・なるべく安静にしてください。無理な運動をしてしまうとほぐれた筋肉がまた緊張してしまったりして効果が薄れてしまいます。安静にゆっくりすることで自然治癒力が高まり効果を得る事が期待できます。
また、飲酒は治療後、血流が良くなっておりまわりやすくなっているので、過度の飲酒はおやめください。
お風呂は治療後、最低でも1時間はあけてください。
その他そのときの症状、状態によってご注意する点があればこちらから指示させていただきます。